「ゴミ拾いは偽善じゃなくて???」の一言にビックリンコリズミスト(苦笑)~エジプトゴミ拾い旅行記~

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エジプト旅行二日目です♪

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エジプトは信号がびっくりするくらいありません。また、片側5車線くらいある、この広い道路に中央分離帯がありますが、そこにゴミがたくさんあります。ビックリするのは、その分離帯のゴミを清掃している清掃員がいることです。

ビュンビュン飛ばす道で、日本だったら、安全のため、赤いコーンが置かれて、清掃しますが、エジプトではノーガードです。

エジプトのギザの大通り沿いのゴミ。よだれが出るくらいのゴミの量です。ゴミュランレベルで、余裕で星5個です♪

エジプト旅行に来て、バスの車窓から、ゴミばっかり見ている人は、少ないかもしれませんね(笑)。ですが、私がゴミ拾いをしていると、まわりのツアーの参加者も、ゴミにアンテナが立ちだします。すると、

「エジプトはゴミ多いわねー。バスの中から道路沿いを見ているとびっくりしちゃう。」と、私に言いに来る方が出てきます。私のゴミ拾いという行為が、少なからず、まわりの人に「いい影響」を与えているのかもしれませんね♪

「吉川さんの(ゴミ拾いの)おかげでね、たくさんの人が、大切なことに気付けたと思う。ほんと、影響力、おおきいのよ、吉川さんの行動は!」なんて言ってくれるマダムも、エジプト旅行でいらっしゃいました♪ ただ、多くの人の文脈は、「ポイ捨てしてはいけない。目についたゴミは、私たちが率先して拾うべき。」というニュアンスです。

もちろん、私の目的は、

「自分が気持ちがいいからゴミ拾いをする♪」です。

「すべき」という「義務」でゴミ拾いをするか。「楽しいからしたい」という「楽しみ」でゴミ拾いをするかで、日常がおおきく変わってきます♪ 

「私は楽しいからゴミ拾いをしているんですよ♪」と言っても、多くの人に説明するのが長くなるので、説明しませんが(苦笑)。

そうそう、今回のエジプト旅行で、ゴミ拾いをしていたら、とある人から、

「ゴミ拾い、なんでやってるんですか? 偽善とかじゃなくて???」と聞かれました。

「偽善???????????????????」

アタマにハテナマークが20個くらいついちゃいました(苦笑)。

「なぜに偽善???????????????????」

今まで、10年間ゴミ拾いをしてきましたが、

「偽善とかじゃなくて?」と聞かれたのは、はじめてのことだったので、ビックリンコリズミストです(苦笑)。ビックリの最上級です(笑)。

もはや、面食らってしまって、何て答えたのかも忘れてしまいました(苦笑)。この方の、職業を聞いたら「教育者」でした(苦笑)。また、それにビックリです。

が、確かにエジプトまでウン十万円のお金をかけてやって来て、ゴミ拾いをしているという行為は、うさんくさく偽善ぽく見えるかも知れない、と後から妙に納得しました(笑)。

「偽善って言われるなんて、ひどくない???? おかしくない????」と思うのも一つですが、その人の立場になってみると、

「偽善に見えるのもわかるかも」と思えるものです。俯瞰して見ると、気持ちがわかるようになるかもしれませんね♪ そして、こんなネタも、面白いので講演のネタの一つになるかもしれません(笑)。「偽善じゃなくて?」と言ってくれた人に、今では感謝してます(笑)。

この日の目的地は、博物館です。

エジプト国立文明博物館

エジプトには有名な博物館が三つあります。そのうちの一つです。

博物館の外でゴミ拾いです♪

博物館の中でもゴミ拾いです♪ チケットを添乗員さんが買っているあいだ、ヒマです。そんな細切れ時間を使って、ゴミを拾います♪

ミイラではなくて、人骨です。王様か誰かの人骨だったような気がしますが覚えていません(笑)。

エジプトのウン千年前の人たちが、パンをこねていると思われる像です。王様の像よりも、99.999%を占める庶民の生き様が見えるこんな像のほうが、エジプトの当時がわかりますね♪

王様のミイラを入れる棺桶。

ここの一番の見所は、王様たちのミイラです。ところが、ミイラは写真撮影が不可。ミイラの形から、「この王様は背が高くて、いい男だった」とか「この王様は、足にケガをしていて・・・」とか、「この王様は、アタマに治療のあとがあって・・・」などなど、いろんな類推をして、「史実」と思われることと照らし合わせて、歴史のロマンを楽しむ。これが、エジプト旅行の醍醐味かもしれませんね。

博物館の見学が終わると、エジプト人の子供たちから声をかけられます。

「Picture OK?」と。エジプト人の子供たちは、学校で英語を学んでいるので、それを活用できる旅行者とのコミュニケーションが好きなんだそうです。このあとの旅行中も、何度も子供たちと楽しいふれあいがありました♪

昼食のレストランです♪

ゴマのペースト、ナスのペースト、そして生野菜。生野菜をうっかり食べてしまいそうですが、理性でそれを抑えます(笑)。

レベルの高いレストランでも、お皿はエジプト・クオリティの洗浄レベルです(笑)。ウェットティッシュで、拭き拭きしてから、いただくのが吉です。

お米のスープです。こういうのも、いちいち、メニューに名前を書いてくれると、このブログでも書けるのですが・・・。意外と美味でした♪

メインディッシュはこんな感じです。お野菜は、火が通っているかどうかを確かめて食べます(笑)。お肉は、味見程度が無難です(笑)。お肉は4分の3、残してしまいました(苦笑)。

ちなみに、ドラマの撮影で、このレストランがちょうど使われていました。白髪の男性は、エジプトの有名な俳優さんだそうです。

こちらのお方と同一人物。

しかし、私たちに一切許可をとらずに、撮影されていました。私たちが、映像になっています(苦笑)。「肖像権」という辞書がエジプトには、ないのかもしれませんね♪

食後、バスで、香水ショップに向かいます。その途中、ゴミ漁りの少年を発見。日本ではまず見られない光景です。日本の当たり前が、世界の各国では当たり前ではないと痛感するヒトコマです。

香水の瓶。製造工程を見せてくれるので、購買意欲が増します(笑)。大事なプレゼンテーションですね♪

さまざまな香水の匂いをかがせてくれます。そして、その気にさせて、発注表に書かせます(笑)。この発注表があるとないとでは、天と地です。買う気がなくても、匂いをかいで、「これはいい匂いだった」とかマルをつけていると、いつの間にか欲しくなります(笑)。

エジプトでは、お土産になるようなものが、非常に少ないので、香水を買うことにしました。

クレオパトラ女王の香水はフェロモン香水。「彼氏が欲しい」娘へのプレゼントです(笑)。

ベルガモットの香水は、顔のシミが気になる妻へのプレゼント。

蓮の花の香水は、エジプトオリジナルだそうです。が、日本に到着したら、割れて空っぽになってました(苦笑)。

海外のお土産は、買うか買わないか迷ったら、とりあえず買っておいたほうがいいですね♪ エジプトに二度来ることは、なかなか考えづらいので、迷ったら買う♪ 買ってイマイチでも後悔しますが、買わないで、「買えばよかった」と後悔すると、これが長く後を引きます・・・。

ちなみに、買って家族にプレゼントしましたが、案の定、誰も一度も使ってくれません(笑)。それでも、買ったおかげで、「香水は使われない」という「学び」が得られます♪

私が大好きな時間の過ごし方は、他のツアーの観光客の皆さんが買い物に夢中になっている間、外のゴミ拾いをすること♪ ですが、妻から、

「お土産の量が、愛情の量」という価値観を植え付けられてから、「買わないで拾う人」から「拾わないで買う人」になってしまいました(笑)。そんな自分をダメ出ししないで、そんな自分も可愛いと受け入れる♪ それが「I love myself♪」の生き方ですね♪

二つ目の博物館に向かいます。その途中で、町のパン屋さんを発見。さすがパンの国、エジプト♪ 同時に、お店の前のゴミがまたナイスな組み合わせです(笑)。日本なら、この絵はありえないですね♪ ゴミがパンについても気にしないんでしょうね(笑)。

大エジプト博物館

「グランドオープン、間もなくします!」詐欺を何年も続けている、大エジプト博物館。看板の、日本語表記にビックリしました。その理由は、日本が、この博物館を作るのに、お金を貸し出したからだそうです。ウィキペディアによると、

「総工費は10億ドル以上になるとみられ、 日本国政府が半分以上を円借款として支援したほか、収蔵品の保存・修復にも技術協力している。」とのことです。

ちなみに、大エジプト博物館は、8割方オープンしているので、「オープンしてから、行きたい」と思っている人は、今行っても、後悔しないと思います。現在は「プレオープン」という形を取っています。

ここでも暇とゴミさえあれば、ゴミ拾い♪

中に入ると圧巻の広さです。

エジプト旅行中、何百回とガイドさんから聞いた

「ラムセス二世」。エジプトの王の中では、一番「偉大」なんだそうです。

「ラムセス2世は第19王朝の3番目のファラオで、古代エジプト人で唯一「大王」と呼ばれる。 幾多の戦いに勝利し、宮殿や神殿、彫像、石碑など、大がかりな建設事業や公共事業を行い、超人的な偉業を成し遂げた「最も偉大な王」だった。

とあります。幾多の戦いに勝利したということは、たくさんの人を戦争で犠牲にしたことになります。大がかりな建設事業をしたということは、たくさんの人をイヤイヤ使役させたのかもしれません。

「偉大な王だった」という一面だけを捉えると、物事の本質にたどりつきません。別の角度から見たら、「圧政」だったのかもしれませんね。

大エジプト博物館では、いろんな建造物を説明してもらいましたが、あんまり心に残っているものはありませんでした(苦笑)。どれもおんなじに見えます(笑)。

見学を終わって、待ち合わせ場所で、他の人を待ちながらゴミ拾いです♪

このあと、ホテルに戻って、夕食をとって、早々に寝ます。翌日は、朝3時半起床! エジプト南部のアスワンに飛行機で向かいます♪

No Gomihiroi, No Life♪I love myself♪

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コメント

4 replies on “「ゴミ拾いは偽善じゃなくて???」の一言にビックリンコリズミスト(苦笑)~エジプトゴミ拾い旅行記~”

ゴミ拾い仙人吉川充秀 様 

今回のブログ記事の一部にあった、「「偽善とかじゃなくて?」と聞かれたのは、はじめてのことだったので、ビックリンコリズミストです(苦笑)。ビックリの最上級です(笑)。
もはや、面食らってしまって、何て答えたのかも忘れてしまいました(苦笑)。この方の、職業を聞いたら「教育者」でした(苦笑)。また、それにビックリです。」に、大変申し訳ないのですが、ゴミ拾い仙人でも、「面食らったり」「何て答えたのか」という状況に、失礼ではありますが、「初笑い♪」してしまいました。
世の中には、「捉え方・見方」の次元がかなり異なる人や表現の仕方が、違う意味でスゴイ方もいますね!

ご機嫌リンコで気持ち切り替えて下さいね♪

ゴミ拾い仙人吉川充秀 様
コメントの「「ゴミ拾いをしたら、素晴らしいと思うだろう」という、自分の「期待」があったことに気付けました(笑)。」という素適過ぎる、「捉え方」のココロ持ちを真似ていければと思いますおんふ

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