イタリア旅行の二日目が終わりました♪ 一日目は、飛行機の移動で終わり。二日目から観光です。二日目は、首都ローマを観光。本来三日かける観光をわずか一日に凝縮したのが、今回のツアーです。なのでクタクタ。ローマとヴァチカン市国を巡り、足は棒のようになりました(苦笑)。一番は、暑さ。イタリアの夏の日差しは、なかなかです。おかげで、疲れすぎて、バスで2時間も眠れてしまいました(笑)。バスで2時間もぐっすり寝たのは、ひょっとしたら生まれて初めてかも(笑)。ようやく旅慣れてきたかな(笑)。
そのおかげで、深夜4時に目が覚めました(笑)。朝の出発までの時間を使って、カナダ旅行記のラストを書きます♪
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カナダの添乗員さんが素晴らしいのは、この手書きのかわら版。これを毎日、毎日、書いて、コピーして、私たちに渡してくれます。このかわら版が、とっても親切。私たちツアー参加者が、知りたい情報が、手のかゆいところに手が届くかのように、書いてあります。
旅行添乗員さんによっては、このテのものは一切ない人もいます。この添乗員さんは、カナダ8日間で、合計50枚くらいの、かわら版を書いてくれました♪ そのために、重たいコピー用紙を日本から1000枚分ほど、カナダに持ち込んでいるそうです。アタマが下がりますね。
せっかく●●万円も、ツアーのお金をいただくのだから、それに見合う価値、いやそれ以上の価値を提供しようと思う、「ギバー」の添乗員さんと、「まあ、このくらい最低限やっておけばいいでしょ」という「マッチャー」の添乗員さんがいます。「ギバー」の添乗員さんは、お客様から感動され、ファンがつきます。カナダの添乗員の久保田さんは、500名のファン名簿を持っています。その中には、
「久保田さんじゃなきゃ、イヤだ」という熱烈なお客様も何人もいるようです。これだけのファンに囲まれていると、コロナ期間中も、ファンに支えられて、個人旅行を開催したりして、仕事が途切れません。お客様の孫の新婚旅行にアテンドするなんて、仕事を引きうけていたそうです。
一方、ギブアンドテイクの「マッチャー」の添乗員さんは、コロナ期間中は仕事がなくなります。ファンがいないですから。すると、別の職種に数年間ついて、また添乗員さんに復帰して戻ってきたり。
どうせ、お仕事を引きうけるなら、ギバー仕事をしたいものですね♪ 会社から一目置かれるようになります。すると、会社の中でも発言権が増えて、自由度が増えます。すると、自分の企画したツアーを、利益さえ出れば自由に組むことができます。そうすると、仕事が楽しくて仕方なくなります。仕事が最高の遊びになりますね♪
ギブアンドテイクのマッチャーさんは、いつまで経っても、会社から言われた仕事だけをこなします。「どうして、上の人は、こんなツアーを企画するのかな? おかしいでしょ。」と文句を押し殺して、言われたツアーを粛々と、仕事をこなします。こんな仕事を何十年も。
ファンのお客様に囲まれて、仕事が絶えない。そして、自分の企画で楽しく仕事ができるギバー。私は、ギバー仕事の楽しさを知っているので、仕事を引きうけるときには、「テイク(もらう)」以上の「ギブ(与える)」を提供するようにします。ゴミュニケーションは、マイナス333円を、私がもらい、有料級のお話をお伝えする(与える)。そんな生き方は、楽しくて、自分を誇らしくなって、ますますI love myself♪になります♪
どうせなら、仕事にハマって生きてみる♪ そして、それを続けていたら、お客様から「いくらでもいいから、仕事を引きうけてよ」と言われるようになる。気付いたら、お金持ちになっている♪ ギバーになると、そんな絵に描いたような、楽しいお金持ちになれる確率が上がります♪
「与えることが人生の秘訣である」なんて、お金持ちさんが言いますが、それは上記のメカニズムが働くからです♪
さて、カナダ旅行最終日のホテルも、ベッドメイキング。これもまたギバー習慣の一つです♪
小銭のカナダドルを枕銭として、置いてきました。細かくても、金額が多ければ、喜んで受けとってくれるそうです♪ 通常1ドルか2ドルのところ、3.75ドルくらい置いてきました♪これも、ある意味ギバー習慣です♪
最終日のホテルは、マリオットホテルです。駐車場をよーく見ると、汚い(苦笑)。なので、朝のチェックアウトが終わったら、朝のおつとめです♪ 駐車場のゴミを朝から200個くらい拾います♪ もちろん、これこそギバー習慣の典型です。ゴミ拾いは、「ギブすることを当然」とする、「お金持ちマインド」の醸成に他なりません♪
ゴミ拾いをしていたら、「On Strike」という札が立ってます。何かとおもったら、お隣のヒルトンホテルの従業員さんが、ストライキを起こしているようです。欧米では、ストライキは当たり前なんだとか。中には、学校の先生たちも、給料を含めた待遇改善ストライキをするそうです。四年に一度ほど、ストライキをするので、学生によっては、卒業式を一度も経験せずに、学校生活を終えてしまうこともあるんだとか(苦笑)。
自分の権利を主張し続けることで、カナダでの最低時給は15ドル以上。日本円にして1500円以上です。時給や給料が上がるのも素適ですが、残念ながら、時給や給料が上がりすぎると、企業が成り立たないので、企業側は商品やサービスの価格をつり上げます。当然、賃貸マンションの家賃もつり上がります。その値段で、やっていけないので、またストライキをします。権利を勝ち取り続けるという戦いを、若いうちから、数十年続けることになります。
ストライキも結局「争い、戦い」の世界です。自分の心は、不機嫌に振れます。「どうして、企業は、自分たちの大変さをわかってくれないのか」と。権利(テイク)を主張して、義務(ギブ)は減らしたい。ついつい私たちはそう考えてしまいますが、社会全体でそれをしたら、みんなで首を絞める結果になります。物価の上昇という首絞めが待っています。
なので、ギブアンドテイクという世界で生きると、結局ラットレースに参加するようなものです。
であれば、お客様を喜ばせるゲームを一生懸命にして、お客様からお金をたくさんもらえることを考えたほうが、よほど楽しく生きられますね♪
そんなことを考えさせられました♪
バンクーバーの高級住宅街。塀のかわりに、木で囲まれているところほど、お値段が高いそうです。土地、建物込みで5億円、10億円の世界だそうです(苦笑)。給料が上がれば、物価が上がり、地価もつり上がっていきます。ということで、資本主義の世の中では、全員が豊かに暮らすことは、できないようになっています(苦笑)。
この矛盾に気づき、少しずつ自分の働き方や、生き方をシフトチェンジしていけると、素適ですね♪
バンクーバーの港に三隻の巨大な船が入港していました。アラスカクルーズの船。夏のアラスカクルーズが、アメリカ人、カナダ人に大人気だそうです。本当は、7月はアラスカに行く予定でした。アラスカもまた、行きたいところの一つです♪
北米で10本の指に入る広さの公園がスタンレーパーク。東京ドーム80個分の広さです。トーテムポールが有名なので、撮影だけして、ゴミ拾いにせっせと励みます♪
キレイな公園ですが、足下を見ると、ゴミがたくさん(笑)。
時給の高そうなカナダ人たちがウォーキング、ジョギングを楽しんでいます。彼らからしたら、ゴミ拾いなど、「ギブアンドテイク」で考えたら、「なぜ私たちがやるのか?ナンセンス!」と思うのでしょうね。合理的に考えることが癖付いている人には、なかなかゴミ拾いの素晴らしさや意義が理解できないかも。
それをギブアンドテイクの理論で説明したら、合理的な彼らにも、しっくりくるかもしれませんね♪ ゆくゆくギブとテイクの話でも、書籍を書けるかも(笑)。カナダで翻訳出版されて、カナダでも、ゴミ拾いをする人が増えたら素適です♪ 私の夢がまた一つ増えました(笑)。 結局、カナダでゴミ拾いをしている人は、仕事以外の人では、一人も見かけることはできませんでした。
バンクーバー市街の、グランビルという場所。ここが有名な市場らしいので、最後の観光地として訪れました♪
ここでも、ツアーの観光客の一番後ろで、楽しくゴミ拾いいたしました♪
バンクーバーでは、ウニがゴロゴロ取れるそうです。海にもぐると、ウニだらけなんだとか。
外国らしい可愛いお菓子♪
結局、サーモンジャーキーのようなお土産を三つだけ買って、カナダ旅行はおしまい(笑)。カナダの先住民族のイヌイットの人たちが生業にしているらしいです。フェアトレードサーモンのようなので、少々お高いですが、貢献させていただきました♪
バンクーバーのタワマンと、お金持ちたちの所有のヨットハーバー。資本主義社会の構図が凝縮されていますね。こんな景色を見るたびに、若干の違和感を感じます。心がザワザワします(苦笑)。
そう言いつつ、帰りの空港で、私も、ラウンジを使って、資本主義社会の「勝利者側」の特権を、使わせていただきました(苦笑)。そんな、イヤらしい自分もまた可愛いですね♪(笑)。
10時間半かけて、日本へ帰ります。通常のエコノミーはこんな席です。
2万円ほど出して、アップグレードをすると、足が伸ばせる席に移動できました。資本主義の「チケットイコールお金」を使って、プチ特権を利用させていただきました。こんなイヤらしい特権を使う自分もまた可愛い(笑)。
帰りの飛行機で仲良しになった、中国人のキャビンアテンダントさん。マッチョで、タトゥーが入っていて、日本語が話せるので、いろいろ聞き出しました。カナダの軍人でもありながら、副業でキャビンアテンダントをしているそうです。33歳。バンクーバーは、いい町だが退屈なんだそうです。日本が最高らしいです。そして、バンクーバーはとにかく物価が高くて、家賃も高い。なので、給料が高くても、決して生活は豊かにならないという切ない現状を、彼からも改めて聞かされることになりました。
カナダでは、カナディアンロッキーを代表とする、うっとりするような自然を満喫しつつ、大都市のストリートや公園も楽しみました。私が旅をする理由は、観光ではありません。世界の人々の暮らしを垣間見るために、世界を回っています♪ どうしたら、多くの人が上機嫌で楽しい社会を創れるか。それが、私の一番の主眼です。資本主義という構造の上では、それが難しいことを改めて痛感しました。
また、自分なりの答えを求めて、各地を回ります♪ ということで、今イタリアです(笑)。イタリア旅行記、また書きます♪
No Gomihiroi, No Life♪I love myself♪
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コメント
2 replies on “ストライキは、人を豊かにするか?資本主義社会の構図をマジマジ実感したカナダ旅行記ラストです♪”
私が、ひでたんやカリスマ添乗員さんと同じように「キブ」しようとすると、「3G」と感じるだろうと思います。無理なく上機嫌の範囲内で、ほんの少し「ギブ」目指せればいいのかななと思いました♪
上機嫌、幸福の専門家として世界を旅されてるんですね♪私は、気候変動問題くらい難しいので首を突っ込めません(笑)
自分のできる範囲ですればいいですね♪ できる範囲が広がることが、「余裕」なのかもしれませんね♪