豪華客船MSCベリッシマの二つ目の寄港地は、韓国は済州島です。韓国の済州島は、私は二回目です♪
飛行機や電車や自動車は、目的地に到着するまで、「まだか?まだか?」と思ってすごしがちですね。ところが、船は違います。「気づいたら、いつの間にか到着していた」という感じです(笑)船の中で生活をしていたら、いつの間にか到着しているわけです。そう考えると、豪華客船の船旅というのはぜいたくですね。しかも、17万トン級の船です。どのくらい揺れるかを7日間体感しましたが、「揺れるなあ」と感じたことは一度もありませんでした。クルーズ会社の方に聞くと、台風の時はさすがに揺れるそうです。台風にぶつからなければ、ほとんど揺れないようです。ということで、船旅は快適そのものでした♪
さて、済州島に到着して、早速ゴミ拾い♪
済州島では、エクスカーション(寄港地での遠足)を申し込みしておきました。今回申し込んだのは、
「済州のユネスコ世界遺産を三つ巡る」というもの。7時間かけて結構な距離をバスで行き来をします。
まず、訪れたのが、済州世界自然遺産センターなる場所。ちょっとした博物館みたいなところですね。私は、博物館はあまり得意ではないので、一通り眺めたら、外に出て・・・。
もちろん、ゴミ拾い♪
ガイドさんが、「それでは、9時40分までにバスに戻ってきて下さい。」というので、9時15分には博物館の見学を終えて、残りの20分ほどで、韓国済州島のゴミ拾いを楽しむ作戦です♪
博物館や美術館は、私の感性とはあまり合わないので、集団行動で行かざるを得ない場合は、基本的に一周して一番最初に出てきます(笑)そして、ゴミ拾いです♪集団行動なので最低限の他人軸を守りながら、自分の好き勝手をする自分軸。この二つを上手に両立できたら素適ですね♪
自然遺産センターは、ジオラマなどが多数展示されていて、よーく作られたものでした。でも、やっぱりリアルな現物に触れるのが一番ですね♪
センターとバスの駐車場の間の、ゴミをコツコツゴミ拾い開始です♪
もちろん、ピンクトングちゃんも一緒です♪
日本も韓国も駐車場にゴミが多いのは同じですね♪しかも溝にゴミがはまります♪
ゴミ拾いをしていると、可愛いキノコちゃんを発見したので、「こんにちは」をして、パシャリ♪
よさげな帽子も拾いました♪洗って使おうかなと思ったけど、今回はサヨナラしました(笑)
さて、9時30分になって、あと10分ほどでバスが出るのでバスの駐車場に戻りました。「2番バス」が私の乗っているバスですが、いくら探しても「2番バス」だけなんと見つかりません!
「まさか・・・」と思ったら、その「まさか・・・」でした。置いてけぼりをくらいました!!!!!!
集合時間10分前に戻ったのに、ただゴミ拾いしていただけなのに、「なぜ?なぜ?」と、アタマがはてなマークです(笑)仕方がないので、他の番号のバスの運転手さんに「置いて行かれた」ことを伝えて、電話してもらうことに。
すると、2番バスがちょうど戻ってきました。ドアが開いたので、「すみませーーん」と言いながらゴミ拾いのトングとゴミ袋を持って、バスに乗ると、年配の日本人乗客の皆さんが、笑い半分、「ゴミ拾いをしてたの、偉いわね」の賞賛半分の不思議なリアクションです(苦笑)
バスの一番後ろから二番目の私の席に戻ると、隣の夫婦が置いてけぼりの真相を教えてくれました。
どうも、私の代わりに2番バスに間違って、まぎれこんだ人が一名いたようです。その人をカウントすると38人で定員なので、バスガイドさんは、全員が揃ったと勘違いして、集合時刻よりも早いが出発してしまったんだそうです。
しかも、たまたまバスが戻ってきたのは、どなたかが忘れ物をしたので取りに来たのだそう。決して、私を迎えにくるためではなかったとのこと(苦笑)
そのご夫婦は、優しいので「あなたは間違ってない。時間を守ったのだから。悪いのは10分もはやく、バスを出してしまったガイドさんだ。」と私をかばってくれました(笑)
決して、私は罪人の目で見られていたわけではありませんが(笑)
ということで、済州島で拾った、このゴミちゃんのおかげで、とんだハプニングが起きて、得がたい体験ができました♪ゴミ拾いさまさまですね♪
「ゴミ拾いをしていたら、観光バスに置いてけぼりにされる、しかも海外の韓国済州島で!」というエピソードで、私のゴミ拾い変人伝説に一つ箔を塗ってくれましたね♪
こんな出来事も、明るく楽しく捉えるか、被害者意識で「あのバスガイド、一生恨んでやる!」と捉えるか。捉え方で人生が変わりますね♪
さて、二軒目に立ち寄ったところが、世界でもっとも美しい溶岩洞窟の一つと言われるマンジャングル洞窟へ。なんと全長6キロ以上ある、洞窟です。
ガイドさんが何回も叫びます。「この洞窟は途中まで歩いて、引き返します。往復1200メートルです。足場も悪いです。足の悪い人は無理しないで、待ってて下さい。」と。
年配の数名の方は、「こんなところでケガなんかしたら、周りに迷惑かけるからイヤだ」と洞窟に入らずに、入り口で待つことを選択していました。
私はもちろん歩きます♪鍾乳洞なので、上から水がピチャピチャ降ってきます。往復50分、異空間を楽しんできました。滑らないように、こけないようにただ歩いていた、というのが実態ですが(苦笑)
本当の楽しみはここからですね♪ゴミ拾いです♪一番はやく洞窟から出てきたので、今度こそは時間があります(笑)駐車場までの道をまたまたゴミ拾いです♪
置いてけぼりにしてくれた2番バスちゃんと、ゴミでパシャリ(笑)今回は、バッチリバスに戻りました♪
ところが2名が戻ってきません・・・。待てど暮らせど戻ってこないので、ガイドさんが洞窟のなかに捜索に。まわりの方はイライラムードに・・・。「誰だよー?何やってんだよー、時間守れよー」みたいなエネルギーだけは飛んでいました(笑)言葉は出ないけど(笑)
さて、ガイドさんが、なんと27分後に、老夫婦を連れて戻りました。
この老夫婦の奥様がだんなさんを叱り飛ばしています。
「あんたが、自信満々で行くからこうなるの!自分の歳を考えて!!!みなさん、すみませんでした。」
80過ぎと思われるだんなさんは、自分の足を過信し、みんなと同じ時間で行って戻れるだろうと思ったら、大幅に遅れてしまったようです(苦笑)
し・か・し!!!
この違いは???
私は集合時間の10分前に戻ったのに、置いてけぼりにされて、こちらのご主人は、27分も遅れたのに、捜索してもらえて(笑)
歳をとると許されることもあるんですね(笑)歳をとると、いいこともありますな(笑)これもものの見方、考え方ですね♪
しかし、バスガイドさんは、予定が大幅にずれて、明らかに語気が違います。
「いいですか、皆さん、時間通りに戻る自信がなかったら、次も山に登りますから、絶対に登らないで下さい。ジェッタイですよ!!!」韓国人の発音は「ゼ」が「ジェ」になります(笑)
次に回ったのが、世界遺産に登録されている城山日出峰です。
観光客がゾロゾロと登っていきます。
この山を登ると、素晴らしい景色が見えるようですが、山登りが苦手な私は早々にあきらめて、お年寄りの皆さんと同じ簡易ルートへ(笑)山登りルートは、180メートルの山を50分で往復するので、なかなかな行程ですもんね。楽しむというより、苦行になりそうなので、やめました。不機嫌になることは選ばない(笑)
素晴らしい景色だけ写真におさめて、残る時間は、もちろんゴミ拾いです♪
オモテから見ると、素適なお店がずらりと並んでいます♪スタバもあります。なんと人口70万人の済州島には、ガイドさんによるとカフェが3000軒!そしてスタバも30軒あるそうです。その計算で行けば、群馬県太田市にはスタバが10軒くらいあることになります。太田市には3軒しかありませんから、3.33倍のスタバ密度ですね。
一見きれいなお店屋さんの通り沿いですが、裏側の駐車場のすみっこに行くと・・・。
ゴミがたくさん(笑)こういうギャップが私は大好きです。オモテと裏を両方見て、物事の本質はつかめますね♪オモテを見たら、裏も見る必要がありますね♪
ここもありがたいことに、ゴミ箱が完備♪なので、心置きなくゴミ拾いができます♪
ゴミラーの名言「トイレの心配より、ゴミ箱の心配」です(笑)
おかげで大漁です♪この袋で二回お代わりいきました(笑)つまり、一回ゴミ箱に捨てて、空っぽにしてから、もう1回戦ということです♪
昼食は、本場のビビンパをいただきました♪一人旅の私は、三人組の年上のお姉様のテーブルに入って、「この魚は何かしら?」「こんなに食べられないわー」「このゴマドレッシング美味しい」そんな会話に付き合いながら、楽しくお食事させていただきました♪
「悪かったわねー、こんなおばちゃんたちで」と言うので、
「年上大好きですから♪」とこたえておきました♪神戸からいらしたそうなので、「芦屋のお嬢様三人組」ということにしておきました(笑)そしたら、とっても上機嫌そうでした(笑)私は心に余裕があるので、人を喜ばせることもわりと自然とできちゃいます(笑)
ということで、無事に、制限時間30分前には船に到着♪途中ハプニングで27分押しましたが、ハラハラした人が結構いたようです。時間内に戻れないと、済州島から鹿児島まで、自力で行かないといけないですからね(苦笑)
ということで、豪華客船初の「ゴミ拾いエクスカーション」は、なかなか刺激的な一生忘れられない思い出になりました♪
「もうすぐ今日が終わる
やり残したことはないかい
親友と語り合ったかい
燃えるような恋をしたかい
一生忘れないような
出来事に出会えたかい
かけがいのない時間を胸に 刻み込んだかい」
こんな歌をリフレインしていました♪
まさに、一生忘れないような出来事に出会えたようです♪
No Gomihiroi, No Life♪I love myself♪
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