網走監獄から見える、深い闇・・・。囚人の多くが「政治犯・思想犯」・・・。

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2月27日のブログです♪北海道の網走に来ています♪

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網走観光の目的の一つが流氷。そして、もう一つが、網走監獄です♪網走の観光案内所の女性から、「ここで半日過ごせます」と聞いていました。

博物館 網走監獄 – Google マップ

博物館は、誰よりもはやく出てくる自信がある私は、「だったら、自分なら30分だな」と思いましたが、その予想は覆されました(苦笑)

雪にもかかわらず、結構な観光客が来ていました。

網走監獄のレストランも、ネーミングがステキですね♪

Googleマップのクチコミを見ると、囚人メニューが食べられたようです。私が館内を出る頃には、営業時間が終了していたので残念・・・。囚人服みたいな色の服を着て、囚人メニューを食べてみたかった(笑)

網走監獄に行って、知ったのが、監獄の囚人たちが、北海道の荒地を開拓していったということ。明治時代に、北のロシアの侵攻に備えて、北海道の開拓を、時の為政者が急いだのだとか。

囚人なら、「死んでもいい」と、時の為政者は考えて、無理な開拓を推し進めたそうです。北海道に残る、田舎道の道路は「囚人道路」と呼ばれている道もあるそう。囚人によって、開かれた道路はなんと663キロメートル!数百人単位の犠牲者を工事中に出したそうです。

網走監獄に収監された囚人は、凶悪犯ばかりだと、私は思っていました。が、実際には、「思想犯」、「政治犯」もたくさんいたそうです。明治時代の政府に対して、不服だと思った人たちが、捕らえられ、収監されたようです。

北海道の空知(そらち)にも、監獄ができました。それも、炭鉱の採掘を囚人たちにさせる目的だったようです。

歴史に名を残す、山縣有朋さんが、意思決定したようです。歴史に名を残す人たちの華々しい業績の裏ガワをのぞいたような気持ちになります。

常々、私がお伝えしている「オモテとウラ」です。表側だけ見ると、本当のことがわからなくなります。裏側をセットで見ると、本質が見てきます。

浴場を再現した様子。入れ墨の囚人たちを見ると、「悪いやつがいっぱい、ここにはいたんだね」と、私たちはミスリードされてしまいそうです。実際には、「インテリ」と言われる政治犯、思想犯たちもたくさんいたようです。彼らは、なぜ捕らえられたのか、ということを考えると、明治時代という時代がどんな時代だったのかが、うかがえます。

「悪いやつを監獄にぶち込んだ」のなら「正義」に見えます。

「政府にたてつくやつを監獄にぶち込んだ」のなら、「独裁」に見えます。少しずつ、日本も、後者に進んでいるような気がしてなりません。

「YouTubeで言うと、BANされる」NGが色々あるようです。私が、「YouTubeをあまり使わない理由の一つ」がこれです(苦笑)自由な表現ができなくなると、明治時代のような「思想犯」が生まれてしまうかもしれませんね・・・。

囚人たちの部屋。

天才脱獄家がいたそうです。脱獄すること四回!現地に行くと、ここからどうやって脱獄をするのか?と、ビックリンコしてしまいます。

白鳥由栄 – Wikipedia

小説にもなり、テレビドラマにもなったそうです。ゴールデンカムイという漫画にも、「白石よしたけ」という名前で、天才脱獄家が登場します。

網走監獄にいると、自由人の私は、大変息苦しくなってきました(苦笑)ですが、大変興味深い場所なので、結局2時間以上、こっぷり、どっぷり見入ってしまいました。日本の近代化、西洋化の深い闇を直視しました。

教科書には出てこない歴史の闇の一部が、網走監獄に行くと、実感できます。建物や敷地の広大さもあいまって、網走監獄は、もう一度また来てみたい場所の一つです。

気を取り直して、16時過ぎのヒマな時間を狙って、網走の「月」へ。社員旅行で、知床に行ったときに、知床のガイドさんが、「網走の月の寿司は、本当に美味しかった」と絶賛していたので、Googleマップに登録しておきました。

地元の人が、「美味しい」というのは、よほどの場所ですから、自分の身で体験です♪

鮨ダイニング 月 – Google マップ

お高級な回転寿司店のようです。

一貫ずついただけるのがステキですね♪お寿司は、美味しかったは、美味しかったのですが、「回転寿司の限界」を感じてしまいます。グルメ回転寿司マニアの私がたどりついた結論です。

大将がカウンターで握ってくれる寿司は、大将の「語り」がはいります。

「今の季節がシャコは、一番うまいんです。そのシャコの中でも、●●産のシャコは、年間でも、ほんのわずかしかとれない、マボロシのシャコなんて言われてて。うちのシャコは、そのマボロシのシャコしか使ってないんです。」

という情報の付加価値がつくと、おいしさが飛躍的に上がります(笑)舌で感じるおいしさの限界が、回転寿司です。さらなるおいしさを感じるなら、脳でも感じるおいしさが必要、ということですね♪

なので、私も、誰かをグルメのお店に連れて行くときには、自慢します(笑)

「このお店のさんまご飯は、伝説で、これを食べるためだけに東京から、この群馬に来る人が毎年いるくらいなんです。これが、伝説のさんまご飯です。私もこのさんまご飯を食べてから、さんまのはらわたの概念が変わりました!」なんてストーリーをつけます。すると、相手も、余計に美味しく感じますね♪

モノを売るだけでなく、コトを売ると、高く売れます♪大将からの一言は、まさにコト売り以外の何物でも無い、ということですね♪そして、このコト売りというマーケティングがわかると、さらに売れるようになります。資本主義社会では(笑)

そんなことを感じた、一人回転寿司でした♪さて、翌日は、流氷破砕船に乗ります♪

No Gomihiroi, No Life♪I love myself♪

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