昨日まで二日間、隠岐の島にいました♪素適な出会い、素適な景色を満喫しました♪島で活躍している移住組の皆さんのナマの声を聞くことができました。
田舎暮らしって、とっても楽しそうですね♪ところが、田舎暮らしならではの「つらさ」があります。この隠岐の島もまさにそう・・・。
簡単に言うと、「出る杭は打たれる」(苦笑)よそから来て、新しいことを島の中でやろうとすると、元々いる島民の保守的なみなさんが、いい顔をしないようです・・・。どころか、足を引っ張ることも・・・。
移住前には、
「どうぞ、どうぞ、ぜひ、隠岐の島に来て下さい!うちの島ではなんでもできますよ!」と言われて来たけど、ふたを開けてみると・・・。
都会では、ないようなことが、田舎では起こります。そう考えると、群馬県太田市くらいの「都会」と「田舎」の中間、「とかいなか」くらいが住むのにちょうどいいのかもしれませんね(笑)
「都会」のメリット、デメリット、「田舎」のメリット、デメリット・・・と書き出すと、結局「どちらがいいか、悪いか」という論争になります。善悪を論じることは、ジャッジメントにつながります。どちらがいいか、悪いかを「裁く」ことにつながります。
すると、「都会の人間はどうして、こうなんだ!?」
「田舎の人間の保守的な考え方はどうにかならないものか?それが、田舎の過疎化を加速させている。」
と批判的に心が動きます。すると、心が不機嫌に振れていきますね(苦笑)
私の視点は、どうして島の方が保守的になってしまうのか、ということです。その根本は、所有です。
「この島は自分のもの。この島の土地は、先祖代々、受け継がれてきたもの。島のよそから来た人間には売らないし、貸さない。」
所有という概念が、「心を狭く」してしまいます・・・。
私ですら、そうです。私は株式会社プリマベーラという会社の株主です。つまり「所有者」です。私は、プリマベーラの社長や従業員の皆さんに、相当に自由に「お任せ」して仕事をしてもらっています。が、社長を降りた当初は、時々、アタマをもたげそうになることがありました。
「株主の自分を差し置いて、勝手にやり過ぎだ」と(苦笑)
「自分のモノ」だと思うから、利害関係が発生して、「権利」を主張するようになります・・・。争いの根本は、悲しいかな、所有という概念なのかもしれませんね・・・。
私は、株式会社プリマベーラの経営に極力タッチしないようにしています。そして、忙しく日本全国、世界各国を飛び回り、旅を続けています♪ヒマになると、会社の経営に首を突っ込みたくなることがわかっているから、住み分けるように、距離を置いています♪お互い、自由に住み分けられれば、争うことは起きません。
ということで、株式会社プリマベーラの社長や事業部のトップの皆さんと、私の関係は良好です♪そもそもめったに会わないので、争うこともありません(笑)
自分の所有したものに、執着をすると、怒りや悩みが生まれます。そして、資本主義社会は、所有を土台にしたシステムなので、執着と争いが絶えず起きる種が、仕組みとして内包されています・・・。
心の底から、心穏やかに生きるには、資本主義という社会の中では極めて難しい。だから、私は「まぁるい社会」が創れたらいいなあと夢想しています♪
ちなみに、この無人島は1億円で売りに出ているそうです(笑)「吉川さんが、まぁるい社会を創りたいっていうから、特別に、地元の漁師さんに、船をチャーターしてもらう段取りをしました」ということで、船に乗って見てきました(笑)
ウニやさざえがたくさーん取れる漁業権付きで1億円だそうです(笑)断崖絶壁で住む場所は、なさそうなので、もちろんお断り♪無人島を「所有」することはなくなりました(苦笑)
ちなみに、「所有」の最たるものが、「お金」ですね。もし、お金や所有という概念がなくなったら、私たちは、お金のために働くことも、お金のためにあくせく生きることも、お金のために子どもに、やりたくもない勉強をさせることもなくなりますね♪
そんな「まぁるい社会」を今日も夢想しています♪
No Gomihiroi, No Life♪I love myself♪
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